ベーシックインカムあるので暇です、勉強します。

タイトル通り自給自足学生やってます。BI:5M JPY行ったら婚活します笑笑

EV業界の今後

 2020年下半期、時価総額ベースで米国テスラが日本トヨタを追い越しました。

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規模の経済と経験曲線効果が働く自動車業界において、創業わずか17年の企業が世界的大企業を抜き去ることは、デファクトスタンダードの台頭を意味するのでしょうか。

 

あくまで時価総額ベースの話ですので、

依然として自動車の90%以上はガソリン車、ディーゼル車がシェアしています。

しかしながら排出量規制や燃費規制が厳しくなっているため遅かれ早かれEV車が主流となる時代はやってきます。

★2038年には、世界の新車販売台数の50%超がEV(電気自動車)に置き換わり、
2050年には約90%がEV(電気自動車)となることが予想されています。

(現在の市場規模の約43倍

 

数字のみで見ると現実可能なのかは半信半疑ですが、

アーキテクチャの観点においてEV車はガソリン車に比べて単純な構造であり、モジュール化しやすい事を考えると、ある時点で爆発的に普及することも想像できます。

つまり、ガソリン車に比べて巨大なファブレス企業が誕生する確率が高くなるとも考えることができます。

あるいは外装専門のメーカーやブランドが誕生するかもしれません。

 

(余談ですが、EV車の動力源はエンジンではなくモーターであるため、大手自動車メーカーとモーターメーカーの提携や合併がニュースで流れるようなことがあれば注目すべきであると考えます。)

 

従来通り、先進国から発展途上国へと上位下達に普及していくのか、

発展途上国が先進国のお下がりを使い、自国ではEV車が増加)

あるいは有望なベンチャー企業が量産されているインドや中国、イスラエルが超スピードで独自開発を行い、欧州や米国を置き去りにするのか。

後者のケースも米国テスラのスピード感を考えた時、十分考えられます。

 

また、消費者目線での課題としては当然ながらガソリン車よりもEV車の方が高価格である点です。

日本国内のみで考えた場合、

既にEV車の開発に着手し、進捗度の高いメーカーがEV車量産体制に入りつつ、フォロワー企業は既存のガソリン車をブラッシュアップし、一層の低燃費、低価格を追求していく動きを予想します。

 

車高の低いスーパーカーではなくデザイン性に優れた次世代EV車が成功者のステータスとなる日も来るかもしれない一方で、機械式腕時計の存在を脅かした「クオーツショック」が思い出されます。

休日はガソリン車、仕事の日はEV車の自動運転で出勤なんていう日々が車好きの人々のライフスタイルになりそうな気がします。